穴守稲荷神社


■御祭神■

とようけひめのみこと
豊受姫命

■鎮座地■

〒144-0043 東京都大田区
羽田5-2-7
TEL : 03-3741-0809
FAX : 03-3741-0713


■由緒■

 社伝に云う。文化元年の頃(西暦1804年頃)鈴木新田(現在の空港内)開墾の際、沿岸の堤防しばしば激浪のために害を被りたり。或時堤防の腹部に大穴を生じ、これより海水侵入せんとす。ここにおいて村民等相計り堤上に一祠を勧請し、祀る処稲荷大神を以てす。これ実に当社の草創なり。爾来神霊の御加護あらたかにして風浪の害なく五穀豊穣す。その穴守を称するは「風浪が作りし穴の害より田畑を守り給う稲荷大神」という心なり。そもそも稲荷大神は、畏くも伊勢の外宮に斎き祀られる豊受姫命にましまして、衣食住の三要を守り給える最も尊き大神なり。吾等一日たりともこの大神の恩顧を蒙らぬ日はなく、実に神徳広大なり。
 殊に当社は明治以来、大正・昭和を通じて、最も隆昌に至った。参拝の大衆日夜多く境内踵を接する如く社頭又殷賑を極め、崇敬者は国内は勿論遠く海外にも及べり。然るに昭和二十年八月終戦にのぞみ、敗戦と云う未曾有の大混乱の中、米軍による羽田空港拡張の為、従来の鎮座地(東京国際空港内)より四十八時間以内の強制退去を命ぜられた。同年九月、地元崇敬者有志による熱意の奉仕により境内地七百坪が寄進され、仮社殿を復興再建。現在地(大田区羽田五丁目2番)に遷座せり。
 爾来崇敬者各位の協力により、社殿・奥宮・神楽殿・社務所・展示場・神輿庫・納札所等復興し、目下境内整備を実施中にて、漸次昔日の面影を取り戻しつつある次第なり。


■例祭日■

■例大祭■

11月3日
及び2月初旬


■ホームページ■

http://anamori.jp/


■御神徳■

ねがいごと かならずかなう 穴守の
いなりの神よ いかに尊き

稲荷大神の「稲荷」とは「稲実る・稲生る」の義であり、「なる」は大自然より与えられた生産活動と希望・発展の意である。
故に、商売繁昌・家内安全・心願成就・病気平癒・交通安全・厄除・開運祈祷などに御神徳あらたかで、産業界や芸能界、或いは講社の参拝など数多い。 また、古くから伝わる羽田節の一節にも

羽田ではやる お穴さま
朝参り 晩には 利益授かる

と謡われている。 毎月午の日には、早朝から穴守稲荷大神さまの高く尊き御神徳を仰ぎ奉り、広き厚き恩頼を畏み奉る特別崇敬者の午の日まつり(福まつりとも云う)で、社頭は終日の賑わいを見せる。


■アクセス■

京浜急行空港線「穴守稲荷」駅下車3分